何年か前の話。ブログをきっかけに、ある民放(メジャー局の誰でも知っている番組)から出演オファーがメールで届いたことがある。それで「ああ、やっぱりテレビ出演依頼って、こういう言い方してくるのね。」と妙に納得した。

『番組に出演してくれる人を探しています。』
だって。

「番組に出演してくれませんか。」
じゃない。

つまりあくまで
「出演させてください」
と、こちらから頼まれた形で出演する流れになるんだな。もちろん私の場合であって全てが同じ依頼の仕方ではないだろうけど。

そりゃそうだね。民法のメジャー局のメジャー番組なんて、出演したい人は吐いて捨てるほどいるんだろうから。

そしてこの一件でわかったこともある。それはテレビに出演している人は、みんな自分が出たくて出ているってこと。もちろん番組の種類や例外はあるにしても、基本的にそう。

となると出演者を見る視点も変わった。ちょっとしたことだけど、世間には知っているようで知らないことがある。それがブログを運営したことがきっかけで、かかわりのない世間の一部を垣間見る機会があった。

おもしろいね。ブログを書いていなければそんな経験をすることはなかったんだから。ちなみにその依頼はスルーしました。

出演していればブログのアクセスも増えるんだろうけど。