イケハヤ氏は、最近、めぼしい記事のほとんどを有料化していますね。これまで週に1記事ほどあった「これなら読みたい」と思う記事に相当する記事が有料化されたとみて良いでしょう。

もともと「メリットのあるものには、お金を出して手に入れなくてはいけない」という概念は私の年代では当たり前の事です。けれども若い世代は多くの「無料で当たり前」の物に接しています。

ブログも基本、無料で読めます。けれども無料で提供するのには理由がありました。それは広告収入などで収益化できることです。もちろん、広告をクリックする人は少数派です。そのため、収益化と言ってもこれまでは、相当なアクセスがなければ小遣いの域を超えることが不可能でした。

一応、アマゾンのキンドルなどを利用して無名の個人でも電子書籍出版が可能です。これも書いたものを自分で収益化できる方法のひとつです。

noteで記事単位で販売する方式は、電子書籍とはまた違う趣があります。電子書籍として販売するには、ページ数が少なくてもある程度まとまった数が必要だからです。そして書籍の形式にするにも相応の手間と試行錯誤、知識が必要です。

それに対してnoteは誰でもブログを書くようにテキストなり画像なりをアップしたら、後は細切れに気軽に有料にして販売できます。確かに画期的です。

ただ、イケハヤ氏のように、これまで無料で読めていたものが有料となると、読者としては微妙です。というのは書籍と比較してしまうからです。

書籍は新書であれば180ページ~200ページ前後でしょうか。そして価格は800円~1000円くらいです。ところがイケハヤ氏のnoteの有料記事は2500字前後で300円前後、もっと安いものや高いものもあります。その内容が価格に見合っていれば「買い」ですが、本は書店で全部を見られます。電子書籍も冒頭部分を読んで買うかどうか決められます。それに対してnoteはイケハヤ氏の販売形式の場合は「賭け」ですね。(販売方法は全部を見せてから販売する方法もあります)

「コーヒー一杯分」「講習会と同じ」という位置づけにしていますが、一度買ってみた経験を考慮すると「どうかなあ」という印象です。

買ったことがないのですがうわさに聞く「情報商材」の一種みたいになりつつあるなあと。

ただ、今後スマホに広告が表示されなくなる可能性もあります。それを考えると広告に頼る収益化の別の方向性を考えなくてはいけません。そういう点ではnoteはひとつの光になり得るのでしょうか。

ただ、実際にIDを作って様子を見た感じでは、知らない人、その人の記事を探すことが難しいんですね。noteにも書いてありましたが、ベースになるブログ、サイトで紹介する事が必要なようです。とするとやはり知名度の高い人でなければ難しい側面がありますね。

一定数のファンを作ることが必須ということみたいです。